パソコン相談室（別館）

ファイルのダウンロード

Ｑファイルのダウンロードはどこからいつ行ったらよいのですか？

Ａファイルをダウンロードするときの相手先が複数あるときは、距離よりも回線が太いところを選びます。回線が太いとは、高速のケーブルが数多く平行して引いてあることをいいます。近くても低速の回線が１本しかないところからよりも、超高速の回線ケーブルが何十本もある遠くのところからの方が早くダウンロードすることができます。真空状態では電子は光と同じ速さで移動しますので、ケーブルなどの物理的な障害物は小さい方がよいのです。

ダウンロードしたいファイルのサーバまでの回線の選び方について説明します。

自分が加入しているプロバイザに目的のファイルがあるときは、プロバイザとサーバとの間に回線がないので最高のケースです。複数のプロパイザと契約しているときはよく調べてみてください。
普段使っている市内のアクセスポイントよりも４倍以上速いアクセスポイントが隣接地域にあるときはそちらに変えることを検討してみます。ＮＴＴの料金体系では隣接地域は市内の２倍ですが、タイムプラスなどを契約しているときは契約内容とアクセスポイントの回線速度を比較して検討してください。
国内に複数のサーバがあるときは、新幹線や在来線の特急が数多く運転されている経路を選びます。人の移動が多いところは電話やＦＡＸも多く使われますので、通信回線などの設備も充実しています。たとえば長野からの場合は名古屋よりも東京の方が太い回線を設置しています。
海外にしかないときは、国際線旅客機の運航本数を基準にします。一般的にアメリカ、ヨーロッパ、アジアの順に太い回線が設置されています。日本からですと、アジア地域よりもアメリカのサーバの方が早くダウンロードすることができます。

次にいつダウンロードするかですが、他の人が使っていない時間帯に行うことです。高速の回線を選んでも、多くの人が同時に使っていれば遅くなります。平日の昼間は業務用に使われていますし、金曜日・土曜日・休前日の深夜は家庭でよく使われています。それ以外の平日早朝から午前９時前までと土曜日・休日の午前中が比較的すいています。その時間帯に使うのは難しい！そう思っている人が多いので、すいているわけです。

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