進行メモ10月17日

「ジェフ・ベック ライヴ・アット・ロニー・スコッツ」
「エリック・クラプトン＆スティーヴ・ウィンウッド　ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン」
Ａさん♂：生では連チャンで観るのは奇跡。 一流のものは素晴らしい。

「イメルダ-美貌と権力を手にした「女帝」の生涯-」
Ｂさん♂：ほとんど知っている話だった。

「のんちゃんのり弁」
Ｃさん♂：馬鹿な女が馬鹿なことをするのに腹が立った。 三十路ならいい加減に分れよ。 岸部一徳の叱責が爽快。 自分達親の世代の育て方が悪かったのか。
Ｄさん♂：のり弁に期待はずれ。 最初の解説が良かったけれど男の絡みから分らなくなった。 話がまとまっていない。 料理している手は小西真奈美の手に見えない。
Ｅさん♂：結構面白い。 佐々木りお(子役)は結構よく演っていた。

「キラー・ヴァージンロード」
Ｆさん♀：あいかわらず可愛い上野樹里の得意なキャラでテンポよく笑っていられる。 上野と木村佳乃が光っている。
Ｇさん♂：いろんなものを詰め込みすぎて破綻しているけれど岸谷五朗の初監督として面白いものができた。 劇中で活躍する犬の名前が「オーメン」のダミアンなので笑えた。
Ｈさん♂：アミューズ製作なのでアミューズ所属俳優で固めている。

「男と女の不都合な真実」
Ｉさん♂：キャサリン・ハイグルとジェラルド・バトラーがいかにもでありきたりの話。 気軽に観るにはお勧め。

「あの日、欲望の大地で」
Ｊさん♂：最後に理由が明かされる。 人生語るにはあまりにも深刻な話。
Ｋさん♂：異なった時代と場所が交互に映されているけれどギジェルモ・アリアガ監督の演出は混乱しない。 最初と最後のシーンが見事に未来に繋がっている。

「リミッツ・オブ・コントロール」
Ｌさん♀：筋があるようなないような内容で説明もほとんどない。 工藤夕貴が結構いい役。 繰り返しの可笑しさで笑える。 敵のアジトの入り方が新しいミステリーの描き方で楽しめる。
Ｍさん♂：ジム・ジャームッシュ監督らしい。 台詞にもクレジットにも役名が出てこない。

「幸せはシャンソニア劇場から」
Ｎさん♂：クリストフ・バラティエ監督は往年の仏映画を見まくっている。 Ｏさん♂：映画のようなパリはもう存在しないのでセットかプラハで撮られたのに、繋ぎが分らないのが魅力。
Ｐさん♀：日仏シャンソン協会楽譜提供で上映後にヤマノミュージックサロン有楽町のシャンソンコースの皆さんと 一緒に主題歌を歌うイベントがあった。

「正義のゆくえ　I.C.E.特別捜査官」
Ｑさん♂：ハリソン・フォード出演なのにミニシアター公開。 類型化した話でクライマックスに欠ける。 今の米国を描いている。
Ｒさん♂：フォードはいつもこんな役演じている。 移民をまっとうに扱っている。 米国入国時の気持ちは日本人では分らない。

「プール」
Ｓさん♂：最後までモヤモヤしている。

「火天の城」
Ｔさん♂：CGが良く出来ていてなかなか見応えがある。
Ｕさん♂：城を造る話なのに娘のメロドラマにして変な映画にしてしまった。

「TAJOMARU」
Ｖさん♂：芥川龍之介の短編「藪の中」を元に市川森一がほとんどオリジナルで脚本を書いた。 阿古姫の貞操観念が言葉だけで描写がないのが残念。
Ｗさん♀：小栗旬が一生懸命演っているのに空回りしている。 家臣桜丸の田中圭が悪役に見えないの違和感がある。 最初に出てくる子役が揃いに揃って下手な芝居。

「しんぼる」
Ｘさん♂：幼稚で下品で馬鹿馬鹿しくてダメダメ。 日本の恥。
Ｙさん♂：分る人にしか分らない。 分らない人は分らない理屈を付けたがる。 世の中は不条理で残酷なもの。
Ｚさん♂：松本人志監督独特の感覚が感じられた。
Ａさん♂：感覚的に繋げていくとこういう映画になるのね。 分らないのも分ったことになる。
Ｂさん♂：松本監督の感覚にまったく合わない。 感覚が合う人は楽しく観れてよいな。

「空気人形」
Ｄさん♂：最初のワンカットで中年男性の生活感がよく分る。 レンタルビデオ店の話が面白い。
Ｅさん♂：外の世界の人たちも寂しんだ。 何となく希望が繰り返されるのが甘い。 なんでヒロインは韓国から呼んで来たのかな。
Ｆさん♀：透明感のある綺麗なペ・ドゥナでないとこの話が成り立たない。 一言一言がウイウイで涙がこぼれそうになった。 心を持ってしまったことで切ない気持ちが分るようになった。 周りの人たちもそれぞれの状況で生きている。
Ｇさん♂：恥ずかしいくらい綺麗に描かれている。 周りの人も彼女に接することでほんの少し変わっていく。
Ｈさん♂：一点突破の映画。 心を持ちたくない人間と心を持ってしまった人形の対比。 言葉足らずのヒロインが切ない。
Ｉさん♀：本当に愛があるんだよ。
Ｊさん♂：最初から心を持っていた人形だと思っていた。
Ｋさん♂：ドゥナは頑張っている。 是枝裕和監督の潜在意識がよくでている。

「ココ・アヴァン・シャネル」
Ｌさん♂：時代の変化を二人のパトロンの馬車と車で映画的に工夫している。
Ｍさん♂：オドレイ・トトゥが演ているだけで大満足。 海のシーンのトトゥが可愛い。 当時のシャネルのファッションは変だけど受け入れた階級があったから今日の流行がある。 好きではないけれど投資してくれる人に行ってしまった気持ちがよく分る。
Ｎさん♀：何となく知っている話ばかりだけど ファッションの違いが絵的に分かりやすかった。 当時のコテコテの服装は映画的には華やか。

「ウルヴァリン：X-MEN ZERO」
Ｏさん♂：ヒュー・ジャックマンがちょっと弱いかな。 リーヴ・シュライバー演じる兄は何故ああなっちゃんだか。 リチャード・ドナー製作総指揮なので老夫婦のトラックのシーンでスーパーマン誕生。
Ｐさん♂：シュライバーはナオミ・ワッツの旦那さん(結婚はしていないが子あり)。何故いつも機嫌悪いの。
Ｑさん♀：ジャックマンはこういう映画しか出演しないのはもったいない。
Ｒさん♂：男の子が好きな映画。 起承転結が良く出来ている。 超能力がちゃんと描かれている。 最初弱々しいキャラが最後超人として戦ってくれる。
Ｓさん♂：爪が甘くて荒っぽさが目立つ。 超能力者は何故歳を取らない。 ギャヴィン・フッド監督の能力を生かし切っていない。

おかださんのお話は、 アランチャ・アギーレ監督「ベジャール、そしてバレエはつづく」(Bunkamuraル・シネマ正月公開)、 ウェイン・ワン監督「千年の祈り」(11月恵比寿ガーデンシネマ公開)、 山崎豊子の大長編を若松節朗監督がよくまとめて 渡辺謙、三浦友和、等男優陣が張り切っている「沈まぬ太陽」(10/24東宝系公開)でした。

「カムイ外伝」
Ｔさん♂：原作の最後の話を映画化したのが失敗。
Ｕさん♂：行き当りばったりで話が繋がっていないので泣きました。 宮藤官九郎に脚本任せたのが間違い 崔洋一監督頑張ってください。
Ｖさん♂：抜忍なのに松山ケンイチ綺麗過ぎで小雪品ありすぎ。
Ｗさん♂：小雪の使い方が中途半端で芝居が監督が女優に演技指導できていない。 スガル役は当初菊池凛子だったが撮影中の怪我で降板。
Ｘさん♀：マツケンはこれだけのアクションをしてくれた。 アクション監督・谷垣健治は香港でアクションを学んだので日本のワイヤーアクションとは違う。

「BALLAD−名もなき恋のうた」
Ｙさん♂：少年の成長物語になっていて、 原案「クレヨンしんちゃん　嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦」(2002）と思わない方がいい。 タイムパラドックスがしっかりしている。 草なぎ剛が意外としっかり演技している。 当時のお姫様の貞操感が出ている。
Ｚさん♂：アニメのオマージュがちゃんと描かれているけれど、 何故アニメ通りの演出なのか分らない。
Ａさん♂：もっとアニメの脚本を壊していい。
Ｂさん♀：草なぎの演技が危なっかしい。
Ｃさん♂：魅力的な話なのにもったいない。 山崎貴監督の今後に期待したい。 アニメの方を観たくなった。
Ｄさん♂：中村敦夫が良かった。 写真などのアニメにない小道具をもっと出して欲しい。

「サブウェイ123　激突」
Ｅさん♂：交渉映画がアクション映画になってしまった。 犯人の設定からしてしょぼい話になってしまった。 時代設定が違うのなら何故こんな映画作ったの。 配役逆なら良かったのに。
Ｆさん♂：オープニングタイトルから醜い。 デンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタの絡みはいいんだけど、 周りのエピソードが何で。
Ｇさん♂：まあこんなもんだ。 「サブウェイ・パニック」(74)は当時としては味のある映画だった。