進行メモ 2月16日
今月は、ヒース・レジャー(1/22没)、市川崑(2/13没)他の話題から始まりました。
「マリア・カラス 最後の恋」
Ａさん♂：原題はCallas e Onassisなのでカラスとオナシスの関係が話の中心。
カラスを愛に生きる一般的な女性に描いていて面白い。
「ヒトラーの贋札」
Ｂさん♂：見応えがある。
こういうことは嫌で子供には語りたくないだろうな。
最後は尻切れだけど気持ちがよく分かる。
Ｃさん♂：病気を隠し通すのは緊迫感がある。
音楽が囚人達や状況の感情をうまく表現している。
「レンブラントの夜警」
Ｄさん♂：ピーター・グリーナウェイ監督が有名な絵画から想像したエロティックなドラマ。
Ｅさん♂：グリーナウェイ監督作品を観るのは辛い。
「人のセックスを笑うな」
Ｆさん♂：日本にも個性的な作家・井口奈己監督が出てきたな。
ゆったりと時間が流れていつのまにか引き込まれた。
Ｇさん♂：固定カメラのロング長回しにハマレなかった。
Ｈさん♂：雑で無神経なところが容認できるほどホンワカとした作品。
他人の恋愛なんて放っておいてくれ。
Ｉさん♀：松山ケンイチにやられた。恋する気持ちにキュとして永作博美に焼餅焼かない。
「全然大丈夫」
Ｊさん♂：全然大丈夫でない話。脱力系が好きな人にお勧め。
「魁!!男塾」
Ｋさん♂：ここまでお金かけないで下手な演出は久しぶり。
「ぜんぶ、フィデルのせい」
Ｌさん♂：コスタ＝ガヴラスの娘ジュリー・ガヴラス長編一作目。
親子がお互いの立場を認めて大人になっていく話。
共産主義を考えさせられた。
「いのちの食べかた」
Ｍさん♂：独のドキュメンタリー映画。
牛が解体される工程を詳しく見せてくれる。
「その名にちなんで」
Ｎさん♂：表情が多すぎて却って散漫になってしまった。
「ALLDAYS 二丁目の朝日」
Ｏさん♀：ヒット作のパロディ。
知っている役者が出演していないので新鮮。
「銀色のシーズン」
Ｐさん♂：悪くないプロットなのに二押し三押しがない。
日本で撮っていないスキーシーンがダイナミック。
「陰日向に咲く」
Ｑさん♂：宮崎あおいが頭に残って話に乗れなくなった。
Ｒさん♀：岡田准一が駄目男に見えない。
役者はいい味出しているのに作りが甘い。
「Ｍｒ．ビーン カンヌで大迷惑？！」
Ｓさん♂：映画ファンには堪らない。映画祭の上映作品への皮肉。
Ｔさん♂：後半は只のロード・ムービー。
「テラビシアにかける橋」
Ｕさん♀：ヒロインのアナソフィア・ロブが魅力的。
想像力の世界で遊ぶのは素晴らしい。
世の中は意外とこういうことが起きるんだな。
「アース」
Ｖさん♀：エレベストを超える鳥はパラグライダーしているみたい。
Ｗさん♂：映像が素晴らしいのに音楽と解説が演出過剰。
Ｘさん♂：地球の四季を植物の変化で見せてくれるのが良かった。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」
Ｙさん♂：ブラッド・ピットが製作と主演。
Ｚさん♂：英雄の本当の真実をリアルに描いてくれた。
Ａさん♂：ピットには西部劇は似合わない。
Ｂさん♂：無国籍ウェスタン。
Ｃさん♂：中学生時代の経験を思い出して人事に思えない。
おかださんのお話は、 ミュージカル･シーンがいい「魔法にかけられて」(3/14東宝系公開)、 フィルムセンター企画上映「生誕百年 映画監督 マキノ雅広」にて上映された片岡千惠藏、志村喬が歌っている「鴛鴦歌合戰」(39)、 他でした。
「母（かあ）べえ」
Ｄさん♂：山田洋次監督の頑で硬直的な悪い面が出てしまった。
吉永小百合を殉教者にしてどうする。
Ｅさん♂：山田監督は吉永と組んだだけでショートしてしまった。
こういう時代があったことを知って欲しい。
母親役を演じれる同世代の女優はいなかったの。
Ｆさん♂：庶民の建前と本音が出ている。
Ｇさん♂：笑福亭鶴瓶が面白かった。
Ｈさん♂：すごく薄ぺらしい。絵で分からせなきゃ。
もっと時間をかけて脚本を練り上げて欲しい。
Ｉさん♀：当時の時代はよく覚えているので引っかかるところが一杯ある。
「シルク」
Ｊさん♂：スケールの大きな話なのに最後のオチがこれだけとは惜しい。
Ｋさん♂：ストーリーが分かりにくい。
Ｌさん♂：極東(Far East)のFarの重みが描かれている。
Ｍさん♂：在仏マダムの中谷美紀は堂々としていた。
Ｎさん♂：山や川が日本には見えない。
Ｏさん♂：キーラ・ナイトレイのラブ･シーン見るだけでいいや。
（関係者から芦名星抜擢および編集のエピソードの話あり。）
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
Ｐさん♀：我慢の限界を超えている。
Ｑさん♂：ストーリーが分からなかった。ヤケクソで人を殺しているだけ。
Ｒさん♂：ジョニー・デップが歌うので文句なし。
ファースト･シーンで赤い血が流れるだけでワクワク。
バサバサ切っているのが気持ち良かった。
Ｓさん♂：面白くて時間がアッと過ぎたけれど、歌が耳に残らない。
血は出し過ぎだけど思ったほど残虐ではない。
