進行メモ6月18日

「デンジャラス・ビューティー2」
Ａさん♂：サンドラ・ブロックはサービス精神旺盛で楽しませてくれる。
Ｂさん♂：今度のライバルは仕事のできる黒人女性レジーナ・キング。ブロックが製作。

「ライフ・アクアティック」
Ｃさん♀：変な映画です。(笑)
Ｄさん♂：ウェス・アンダーソン監督ならビル・マーレイの笑いが引き出せる。 アンジェリカ・ヒューストンが格好いい。
Ｅさん♂：アンダーソン監督が頭良くて格好いいだろうと作っているのが鼻に付く。
Ｆさん♀：日本人の海賊が不愉快。

「イン・ザ・プール」
Ｇさん♂：松尾スズキはそこにいるだけで変。
Ｈさん♀：精神科医が一番可笑しい。美形のオダギリジョーがここまでやるか。
Ｉさん♂：松尾は自然体でも変なんだから頑張りすぎて欲しくない。

「炎のメモリアル」
Ｊさん♂：現場の消防士がこうした方がいいなと思うのを撮っている。最初の30分を我慢すると良くなる。
Ｋさん♂：サラリとした終り方。

「オペレッタ狸御殿」
Ｌさん♂：鈴木清順監督がオダギリジョーとチャン・ツィイーをいじっている。 セットとCGで浮世離れした感じを出している。 美空ひばりがデジタル出演で歌っている。
Ｍさん♂：同じところをぐるりと回って別の場所という設定は変テコだけど歌舞伎・狂言の約束事。
Ｎさん♀：衣装が和風ぽっくなくてユニーク。
Ｏさん♂：プロダクションデザイナーの木村威夫でないとあの色は出せない。

「交渉人　真下正義」
Ｐさん♂：「踊る大捜査線」だと思っていると全然レベルが違う。(笑)
Ｑさん♂：映画ネタが満載で面白い。あの映画観てないよ。
Ｒさん♂：木島刑事役の寺島進が隠れ主人公。 東宝配給だったからこの時期に公開できた。 いつもこのレベルの映画を作っていれば日本映画は暗いと思わなくなる。

「クローサー」
Ｓさん♂：ひねった役で役者が面白がって演りたがる。 恋人交換劇のモーツァルトのオペラ「Cosi fan tutte（女はみんなこうしたもの）」が出てくる。
Ｔさん♀：ナタリー・ポートマンが少女っぽいくて若々しい。
Ｕさん♂：ジュリア・ロバーツの出番が少なくて影が薄い。
Ｖさん♂：マイク・ニコルズ監督自身の60年代の映画のシーンが出てきてファンを喜ばせてくれる。 チャットは恐いけれど面白い。
Ｗさん♀：男の辛さがよく出ていた。 クライヴ・オーウェンはファンを裏切るような役を演って欲しくない。
Ｘさん♂：オーエンはこの映画の助平なオヤジが本物。 初デートではこの映画を観にいかないように。 男同士の醜い争いは分からないでもない。

「ザ・インタープリター」
Ｙさん♂：話がおかしくてこういう矛盾に私は騙されない。 シドニー・ポラックは演出下手だけど一寸出演している演技は上手い。
Ｚさん♂：ニコール・キッドマンとショーン・ペンの演技だけで観れてしまった。 余韻を残すので終わり良ければすべて良し。
Ａさん♂：静かで長い緊張感を味わっている。ニコキは目が醒めるような美しさ。
Ｂさん♂：最初に出ていた小道具が最後にちゃんと出てくる。
Ｃさん♂：シークレット・サービスのキャサリン・キーナーが役に入りこんでいて次の映画でうまく抜け出せせるか心配。
Ｄさん♂：通訳は大変なのでニコキみたいな美しさは保てない。ニコキとペンの恋愛はほんの数％。
（ここで米国俳優の身長比べ）

米国ドラマの話に続いて、

「キングダム・オブ・ヘブン」
Ｅさん♀：スケクタクルは盛り上がったけれど、 オーランド・ブルームはピンが張れない。もっと歳を取ってから王様をした方がいい。
Ｆさん♂：ブルームは時代劇の顔をしている。 エドワード・ノートンが素顔を見せないエルサレム王ボードワン４世を演じている。 21世紀になっても中東では同じ理由で戦争している。
Ｇさん♂：脚本の展開が粗い。
Ｈさん♂：事実と違っているけれど映画としてつまらないわけではない。
Ｉさん♀：ブルームの役は魅力的な英雄。 キリスト教とイスラム教の融合がちゃんと出ている。

「ミリオンダラー・ベイビー」
Ｊさん♂：お腹一杯になって何かを残した映画。
Ｋさん♂：立ち上がれない背負い投げをくらってしまってキツイ。
Ｌさん♂：自分を見ているようで辛い。ファーストシーンで涙が出た。
Ｍさん♂：ヒロインのヒラリー・スワンクはクリント・イーストウッドに父親を見つけた。 製作・監督・音楽もイーストウッド。 選手は試合中は大怪我しても気付かないのでそれを埋めてあげるのがマネージャー。 辛い試合を終えたマネージャーの末裔の物語。
Ｎさん♂：上手い監督の作品には要らないお土産をついてくる。
Ｏさん♀：まだ物語半分なのにジェット・コースターの天辺に上がったところ。 肉体的な限界がきて後が辛い。
Ｐさん♀：何を彼女を駆り立てているのか分からなかった。