進行メモ3月19日

今月は米アカデミー賞の話題から始まりました。

「マシニスト」
Ａさん♂：サスペンス映画のネタをやってくれるので面白い。 ブラッド・アンダーソン監督、スコット・コーサー脚本のダークで不可思議なストーリー展開がハリウッド・スタジオで受け入れられなくてスペインの映画会社が製作した。 クリスチャン・ベイルが驚異のダイエットで骸骨のような主人公を演じている。
Ｂさん♀：ただ恐いだけでなく見所があった。

「ビヨンドtheシー 夢見るように歌えば〜」
Ｃさん♂：天才シンガーのボビー・ダーリンが記憶になくなるほどのケヴィン・スペイシーのワンマン・ショーに満足した。 ビックバンドの前で歌っているのが格好よくてよくできている。
Ｄさん♂：スペイシーは何でもできるマルチ・タレント。

「THE JUON/呪怨」
Ｅさん♀：主人公達がわざわざ危ないところに行ってそこで止めとけばいいのにもっと奥まで見に行く。(笑) それをみんながやってまた同じことかよ。
Ｆさん♂：日本の家屋が舞台だし主役だけが米国人でがっかり。 理由がわからないのが恐いのに脚本スティーブン・サスコは説明しちゃう。
Ｇさん♂：笑いがあってコワ面白い。 何回も出てくる俊雄君に慣れてしまう。

「アレキサンダー」
Ｈさん♀：アンジェリーナ・ジョリーの母は貫禄がある。
Ｉさん♂：コリン・ファレルの大王が格好良くなくて題名に答えていない。 お金かけているので飽きはしないけれどつまらない。 オリバー・ストーン監督は何を伝えたかったのだろう。
Ｊさん♀：ファレルはやる気がないみたい。 ストーン監督はいつからこんな映画を作るようになったのだろう。
Ｋさん♂：ペルシア遠征とインド遠征をうまくまとめている。
Ｌさん♂：最初のクレジットや暴れ馬を乗りこなす少年時代は盛り上がったのに、ファレルが格好良くない。
Ｍさん♂：大王が美化されているのでストーン監督は格好良く作らなかったのだろう。
Ｎさん♀：終わりになるほど情けなくなって早く帰りたくなる。

「きみに読む物語」
Ｏさん♀：正統的な恋愛映画。 知らない俳優ばかりなので物語に入っていけた。
Ｐさん♀：青年から手紙が来ないのに娘はなぜ気が付かないだろう。
Ｑさん♂：ラストは不可解で分からない。 自分だけの物語を作ってみたい。
Ｒさん♂：男はつれあいに先立たれるとどうしたらいいかわからないので辛い。
Ｓさん♀：ノートを書いた人から見た話なので突っ込み所一杯。 だけど観終わるとそんな穴なんてどうでも良くなる。 ジーナ・ローランズやサム・シェパードを若い頃から観ているのでこの映画の彼らを見ると辛い。
Ｔさん♂：この映画を観ると生きる力をもらって帰れる。
Ｕさん♂：ニック・カサヴェテス監督は故・ジョン・カサヴェテスとローランズの息子。
Ｖさん♂：ジェームズ・ガーナーがいい歳の取り方をしている。
Ｗさん♂：5年毎にこの映画を観てノートを書くといい。

「ボーン・スプレマシー」
Ｘさん♂：前作のダグ・リーマン監督は今回は製作総指揮になってポール・グリーングラスが監督した。 マット・デイモンは記憶を失っている役なので無表情で何が目的で動き回っているのか分からない。
Ｙさん♀：裏が一杯あって頭に入っていないと楽しめない。 身体を作って無表情が際立っているデイモンが格好いいけれど地味。 インドの殺し屋カール・アーバンがいい男。
Ｚさん♂：こんな面白い映画がハリウッドにあったんだ。 1人の人間が自分のアイデンティティーを調べるほど苦しみが増してきて、生きていくためには相手を殺さなければならなくなる。 カー・チェイスの撮り方が素晴らしい。
Ａさん♂：デイモンは身体がいかにもタフだけど喋るとコメディ。 CG全盛前のアクションの作り。
Ｂさん♂：インドの殺し屋は相手確認しないで殺していると次の仕事がこないよ。(笑) カットが短くて誤魔化されている気がする。 ベルリンやナポリの街の雰囲気が新鮮。
Ｃさん♂：CIAのエージェントは普段は一般人に紛れて生活していて、 いざというときはミッションに出てきて忍者みたい。
Ｄさん♂：ロバート・ラドラムの原作は3部作。 アイデンティティーの意味が3作目まで待たないといけないのかなと思ったがラストに出てきた。

最後は恒例のベスト１０発表でした。