進行メモ10月16日

「インファナル・アフェア　無間序曲」
Ａさん♀：前作の過去の話なのでその後を知っていて興ざめするけれど良く出来た素晴らしい映画。

「テイキング・ライブス」
Ｂさん♂：盛り上がりに欠ける。

「隣のヒットマンズ・全弾発射」
Ｃさん♂：期待しなかったけれど見事裏切られた。
Ｄさん♂：ブルース・ウィリスは楽しんでやっている。

「珈琲時光」
Ｅさん♂：大きな展開が無くて淡々としている。
Ｆさん♂：話が解決しないのが耐えられないけれどこれが日常だろう。 映画の出来は良いけれど、小林稔侍の父親が家で何もしないのがイヤだし、古書店主人役の浅野忠信は殴りたくなる。 ホウ・シャオシェン監督が僕の「東京物語」を作ってみましたという感じ。
Ｇさん♂：何をしているのか、何を言っているのか分からないけれど、 珈琲色というよりは高級ウイスキーみたいな空気がすごく良くて気持ちいい。
Ｈさん♂：よく出てくる喫茶店がポイント。

「草の乱」
Ｉさん♂：明治政府への農民一揆の秩父事件を神山征二郎が演出した。 代言人(弁護士)役の林隆二は良かったけれど楽しくない。

「父、帰る」
Ｊさん♀：中高年が観たい映画に答えてくれた。 銀残しの画面が最高に綺麗。 謎ばかりだけど不思議に思わなかった。 最後に想像力がないと辛い。

「ＣＯＤＥ４６」
Ｋさん♂：マイケル・ウィンターボトム監督の視点は面白いけれどつまらない。

「オーバードライヴ」
Ｌさん♂：柏原収史が津軽三味線を弾くギャグ連続の映画。 ミッキー・カーチスが最高。

「トゥー・ブラザーズ」
Ｍさん♀：なんでこうなるのだろうと思うけれど虎が可愛いのでOK。
Ｎさん♀：喋らない虎の台詞を勝手にアテレコして観ていた。 アンコール・トム遺跡が出るだけで泣けてくる。
Ｏさん♀：虎の耳の穴に太陽光が通るシーンは感動的。 ドロップが無くて残念がる虎の表情がいい。

「アラモ」
Ｐさん♂：ビリー・ボブ・ソーントン演じるデイヴィ・クロケットが最大の欠点。
Ｑさん♂：真実に忠実なので勉強になった。

「モンスター」
Ｒさん♂：シャーリーズ・セロン演じるアイリーンはモンスターではない。 痛めつけられた人は痛みを知っている。 パティ・ジェンキンス監督は世の中の矛盾を言いたいのだろう。
Ｓさん♂：始めから絵に書いたように悲惨で救いのカケラも無い。 クリスティーナ・リッチに安らぎを見出したけど会わなければ死刑にならなかった。
Ｔさん♀：リッチを好きになってしまうのが分かる。

「僕はラジオ」
Ｕさん♂：米国サウスカロライナ州の高校アメフトチームのコーチの実話で号泣の大感動映画。 素晴らしい恩師やピュアな人の出会いが大事。
Ｖさん♂：綺麗事ばかりでなくてキュ一バ・グディンクJr.演じる知的障害を持つ黒人がどのように町民に受け入れられるようになるか観て欲しい。 観終わって爽やかでさらりとした涙が出てくる。

「スウィングガールズ」
Ｗさん♂：楽しい青春映画。
Ｘさん♂：本仮屋ユイカ演じる関口さんが銀縁眼鏡でトロンボーン吹いているのはグレン・ミラーを意識しているし、 他にも分かる人にしか分からない隠し味が沢山ある。 映画の欠点を矢口史靖監督のセンスがうまく隠している。 女子高生達が一生懸命演奏しているのがよく分かる。
Ｙさん♀：校舎の窓から田舎の風景が見えるのが懐かしい。 最初雑音にしか聞こえないのが音楽になっていくのが良かった。
Ｚさん♀：最初はノレないけれど段々盛り上げて最後は大団円。 竹中直人の数学教師みたいに音楽好きだけど演奏もできない人は一杯いるんだろうな。 自分も音楽できたらこんなところにはいなかった。(笑)

「アイ、ロボット」
Ａさん♂：ウィル・スミスが格好いい。 西洋人はメカが攻める話が好きみたい。
Ｂさん♂：不満タラタラ。

「ヴィレッジ」
Ｃさん♂：観客が前作のイメージの先入観に騙されてしまっている。 これはSFでなくてミステリーである。
Ｄさん♂：外の世界に行くなと村民がマインド･コントロールされているところはインド人の監督から見た米国の世界。 ラストは恐い。
Ｅさん♀：自分の偏見とタブーを変えていかないといけないと分かっていてもなかなか変わっていかない。 森の中で脱落する男の子達は弱いな。 心地いいのでいくらでも騙されたい。
Ｆさん♂：終わりの方でＭ．ナイト・シャマラン監督が出演している。
Ｇさん♀：ハンディのある彼女が行かないと話がつながらない。 エイドリアン・ブロディは楽しんで演じている。 医者の台詞に謎のヒントがある。
Ｈさん♂：人生の苦しみを避けたい人達が選んだ手段はうまくいくはずないのに、 彼らは世界に挑戦して勝利している。