進行メモ 5月15日

「ホーンテッド・マンション」
Ａさん♂：仲良しファミリーが冒険を体験していく映画。 美術が凝っていて小道具を粗末にしていない。
Ｂさん♂：仕事中毒で家庭を振り向かなかったエディ・マーフィーの父親が家族愛に目覚めていく。

「アップルシード」
Ｃさん♂：感情移入しやすいキャラクターで楽しめた。

「ＣＡＳＳＨＥＲＮ」
Ｄさん♂：日本のアニメ的アクションはいいだけど後半が抽象的で青年の主張に近くなってしまって、 結局何が起きたのだろうかと考えてしまう。 台本とプロデューサーが悪い。
Ｅさん♀：伊勢谷友介君を見るためなら質の高い映画だけどもう２度と観に来ないよ。

「真珠の耳飾りの少女」
Ｆさん♂：オランダの建物は日が入らない構造になっているので絵が暗いのかな。 少女から女に変わる一瞬の綺麗さが出ている。 ひび割れのある絵を後ろに退いてみるとひび割れが見えなくなって綺麗な絵になる。

「スパニッシュ・アパートメント」
Ｇさん♂：アパートの名前で原題の「ローベルジュ・エスパニョール」はごちゃ混ぜの意味。
Ｈさん♂：学生の下宿屋の群像劇。

「みなさん、さようなら」
Ｉさん♂：親父が主人公と同じ年齢なので辛くなった。 死ぬ瞬間には綺麗なものを思い浮かべたい。

「ディボース・ショウ」
Ｊさん♂：コーエン兄弟が離婚問題をブラックユーモアで見事で描いている。 吸入器が見事に使われていて笑えた。
Ｋさん♀：私は未婚だけど離婚がどういうものかよく分かった。
Ｌさん♂：ジョージ・クルーニーはロクデモない弁護士。

「イン・ザ・カット」
Ｍさん♂：原作はスザンナ・ムーアのミステリー小説で邦題書名は「スペードの誘惑」だったが映画と同じ書名で復刊した。 ミステリーが本筋なので女性の心理に長けたジェーン・カンピオン監督には向かない。 観るに耐えられないラストの変更は止めて欲しい。
Ｎさん♀：メグ･ライアンのキャラクターがつかめないし一人でいる理由が分からない。
Ｏさん♂：メグはこういう役演りたかっただろうけれどニコッと笑ってくれないので辛い。

「ロスト・イン・トランスレーション」
Ｐさん♂：住んでいる人には分からない東京を撮っている。
Ｑさん♂：こんな脚本は教わって書けるものではないのにソフィア・コッポラ監督は作ってしまった。 知性と感受性の強い繊細な米国人が描かれている。
Ｒさん♀：ストーリーはどうでもよいけれど心に残る映画。 外で嫌なことがあっても寛げる居心地のいいホテルが影の主役。 ソフィア自身がその辺の女の子と違うのよ、と主張している。
Ｓさん♀：字幕無で観たのでロスト・イン・トランスレーションになってしまった。

「オーシャン・オブ・ファイヤー」
Ｔさん♂：アラブの話が長い３部作の西部劇。痛快な銃撃戦は久しぶり。
Ｕさん♂：砂漠のオマー・シャリフは反則だけど、チャンバラはまだ強い。
Ｖさん♀：原題は馬の名前のHIDALGO。邦題はどうにかならんかね。 ルイス・ロンバートは極めつけの悪女で本当に怖いね。
Ｗさん♂：ブチ馬は久しぶりに見た。
Ｘさん♀：歴史の裏をとってファンを喜ばせる新しい西部劇を作ってくれた。 イラク戦争よりも前にクランクアップしている。 よくこれだけのムスタングを集めて走らせてくれた。 野生馬が柵を壊すシーンで泣けた。 元気をくれた映画に有難う。

「コールドマウンテン」
Ｙさん♂：戦場シーンが印象的な文芸大作。 ニコール・キッドマンは最後まで綺麗なままなので良い。
Ｚさん♀：歩いて帰ってくるところで長く感じられない。 景色が美しく音楽も良かった。
Ａさん♂：ルーマニアでロケしているので英伊ルーマニア資本になっている。
Ｂさん♀：戦争に行かない人がならず者になって正規の軍隊よりもタチが悪い。

「スクール・オブ・ロック」
Ｃさん♀：子供達が可愛いし、最初反対していたけど次第にノッてくる親の気持ちが分かる。
Ｄさん♂：最後はちゃんとまとまっていれば何があってもいいじゃん。
Ｅさん♂：インテリ女性の悩みを解消するのは寅さんや釣りバカ日誌と同じ。(笑)
Ｆさん♂：貧乏なのに高級楽器を沢山持っているじゃん。
Ｇさん♀：あまりに王道過ぎていい意味で期待を裏切られた。 論文で実際にロック史を書いてＡを取ったことがある。
Ｈさん♀：さんざん笑って最後泣きました。

「キル・ビルVol.2」
Ｉさん♂：幸せな主婦になりたいザ・ブライドと幸せになれるわけがないと思っているビルの感情の行き違いが悲劇になった。
Ｊさん♀：会話が面白かった。
Ｋさん♂：カラスだと思っていたけどカササギだった。
Ｌさん♂：なんでわざわざそうするの、というタラちゃんも好きだね。
Ｍさん♂：コードネームはビルが蛇の魔法使いでザ・ブライドは黒マンボ。