進行メモ 7月19日
まず6/30閉館の東急文化会館(渋谷)と6/18-22開催の第11回フランス映画祭横浜2003について語ってもらいました。
「メラニーは行く！」
Ａさん♀：気持ちが通じる題名。話が面白いけど、最後はこれでいいのかい。
Ｂさん♀：ヒロインの設定が可愛くなくてなんでいい男が寄ってくるのか分からない。
「二重スパイ」
Ｃさん♂：1980年の西側連合国共同のベルリンの検問所チェックポイント・チャーリーから始まるけれど
米国のスパイ物とは違う。
最後の人物を雇ったのは南だろうか。
Ｄさん♂：シナリオが練られていて緊迫感があって国家分断の悲劇がうまく描かれている。
同じスパイ物でも日韓ではエネルギーの差がある。
東映邦画館で上映されたのは何故？
「ムーンライト・マイル」
Ｅさん♂：ダスティン・ホフマン、スーザン・サランドン、ジェイク・ギレンホールが主役だったたけどつまらない。
花嫁役が若い頃のキム・ベイシンガーに似ているな。
Ｆさん♀：ブラッド・シルバーリング監督は消化しきれなかったのかな。
裁判のシーンで感動した。
Ｇさん♂：当事者になった時に何処に気持ちの落とし処を見つけたらいいのかの見本となる。
Ｈさん♂：義理の息子としてここにいていいのかという気持ちがうまく伝わってきた。
（身近で似た体験をした人の話が何人かありました。）
「ザ・コア」
Ｉさん♂：何故か米国人ばかりで何故か気前よくお金を出しているけど話が地味。
Ｊさん♂：人類の恐怖は宇宙でなくて地底にあるんだ。
地中船は揺れないでスムーズに掘っている。
核爆弾は人殺しの道具でもあり地球を再回転させる道具でもある。
「ソラリス」
Ｋさん♂：映像が綺麗。こういう捻り方をしたな。
Ｌさん♀：人が気付かない未完成の部分を完成させてしまうカウンセリングの映画。
Ｍさん♂：分かり易いラブ・ファンタジーでファースト・コンタクト物。
未知の生命体に出会って人間があからさまになってしまう。
Ｎさん♂：女性科学者のヴィオラ・デイヴィスの顔でよく分からないけど尋常でないのが伝わってくる。
「マトリックス リローデッド」
Ｏさん♂：話が分からなくて前半が退屈。アクションが長い。映画のリズムに乗れない。
Ｐさん♂：戦うシーンがまだまだ足りなくてもっと見せて欲しい。
Ｑさん♀：分からないところは放っておくと楽しめる。
Ｒさん♂：スーパーマンのシーンで能力のバーがぐぅっと上がった。
Ｓさん♂：縦書きの流れる文字を見ただけでなんで分かるのだろうか。
Ｔさん♂：訳分からなくても観たい映画は観る。
Ｕさん♀：棒を振り回すアクションが笑えて楽しめた。映像マジックを楽しむ映画。
「ミニミニ大作戦」
Ｖさん♂：八頭身の素晴らしいプロポーションのシャーリーズ・セロンはオーラを発していて現代の菩薩観音。
映画はどうでもいい話。
Ｗさん♂：映画を作る人が多少頭を使っている。
エドワード・ノートンはちんけで酷い悪党でシャリーズは意外と初心な役。
おかださんのお話は、
マギー・グリーンワルド監督の古い民謡をエジソンの器械で録音する女性の話の10/4公開「歌追う人」と、
赤の他人がお互いに尊重しながら付き合っていく女性作家ドリス・レッシングの原作を
レネ・フェレが監督した9/20公開「夕映えの道」。
そしてチェコの生んだアニメの巨人で特撮の巨匠で幻想世界の創造者カレル・ゼマンの特集
「幻想の魔術師カレル・ゼマン レトロスペクティヴ」が8/16より始まる。
その中の「ホンジークとマジェンカ」は三つの心の守り神を連れて旅する話。
ここで6/29に亡くなった美人でないけど・・・のキャサリン・ヘップパーンについて熱い思いを語ってもらいました。
「スパイ・ゾルケ」
Ｘさん♀：女優が全部ダメ。とにかく長い。
Ｙさん♂：CGの使い方が書割で平ぺったく酷くて、エピソードを詰め込み過ぎで、
人物を将棋の駒のように使っていて情感が出ていない。
Ｚさん♂：あの時代の屈折している歴史感の思いが入っている。
「トーク・トゥー・ハー」
Ａさん♂：スクリーンに投影されている女優の肌が痺れる。
Ｂさん♂：ヒロインは何もしないのに周りの人物が物語を動かしている。
Ｃさん♀：危ない恋愛なのかピュアな恋なのかギリギリの瀬戸際。
Ｄさん♂：ぶっちゃけストーカーなのにいいやと思わせてしまう。
肌に合わない映画なのに観ちゃう。
Ｅさん♀：笑える会話もあるし。
Ｆさん♂：共感できないし受け付けられない。
「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」
Ｇさん♀：女の子のお馬鹿映画があってもいいじゃん。何も考えないで楽しめる。
Ｈさん♂：チャーミングで楽しそうに演じている。
Ｉさん♂：落下しているのに何故か笑顔で危険なことはハッピー。