進行メモ11月16日
「エンジェル・アイズ」
Ａさん♀：ジェニファー・ロペスとジム・カヴィーゼルの恋愛物語から中盤は家族の話になっている。
Ｂさん♂：ロペスみたいな顔をした人は日本にもいるよ。（笑）
「クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」
Ｃさん♀：美しいスチュアート・タウンゼントだけを見ていた。私も噛まれたい。
急死したアリーヤに捧げられている。
「容疑者」
Ｄさん♀：大作でないけどロバート・デ・ニーロが良かった。
「王様の漢方」
Ｅさん♀：国宝級の中国の名優チュウ・シュイをこんな使い方して金返せ。
日中国交断絶か。(笑）
「テキサス・レンジャーズ」
Ｆさん♂：久々の西部劇だけど面白くもつまらなくもない。
「なごり雪」
Ｇさん♂：大林宣彦監督が勢いで撮ってしまったどうしようもない映画。
「ＯＵＴ」
Ｈさん♂：作り物と割り切った平山秀幸監督の語りの面白さ。
陰惨な話だけど爽快さがあって暗くない。
Ｉさん♂：３分後には見なければ良かったと思った。
「木曜組曲」
Ｊさん♂：ミステリー仕立てなのに釈然としないラスト。
「狂気の桜」
Ｋさん♀：窪塚洋介が東映に持ち込んだ企画。
リズムや映像が良く出来ているけれど、
渋谷区の撮影に苦労してエネルギーが出てこなかった。
Ｌさん♂：新しい映画かと思っていたが昔の東映ヤクザ映画の伝統を継いでいる。
Ｍさん♂：プロモーションビデオ出身の園田賢次監督には合わない。
今更なんでこんな映画を作るの。
Ｎさん♀：窪塚と高橋マリ子以外は良くない。
Ｏさん♂：エンドクレジットの後まで見ないとこの映画観たことにならない。
「９デイズ」
Ｐさん♂：太りすぎのアンソニー・ホプキンスが走ると観客の方が息が切れそう。
緊迫感がなくて後に残らない。
原題はBad Companyで9日間で双子の替え玉をCIA敏腕諜報員に仕立てるまでが前置き。
Ｑさん♂：プラハは戦災を受けていないので古い建物が多く残っているのでよくロケに使われる。
「トリプルＸ」
Ｒさん♂：改造車・銃器・生身のスタントで体使う映画で楽しい。
"xXx"ガールはアルジェント監督の娘で監督もしているアーシアが演じている。
（タトゥ・シールを自慢した♀あり）
ここで、実行委員から淀川先生が亡くなられたときの思い出話。 久しぶりに参加された方から「若者ばかりでなくて爺も一杯で安心した」(笑）の発言も。
東京国際映画祭では、
Ｓさん♂：「愛染かつら・総集篇」他を上映したニッポン・シネマ・クラシックは超満員続出。
Ｔさん♀：コンペテションの「ホテル・ハイビスカス」は小３役の蔵下穂波がパワーがあった。
アジアの風の「この翼で飛べたら」は、スリランカで実際にあった性同一性障害の女性の話でとても面白かった。
「Ｄｏｌｌｓ（ドールズ）」
Ｕさん♀：恋愛物なので女性にとって観やすい北野武映画。
綺麗な衣装に話が負けていない。
Ｖさん♂：罪滅ぼしが伝わってこないので武はもっと勉強して欲しい。
Ｗさん♂：相手をオブジェとして見ている究極愛。
Ｘさん♂：谷崎潤一郎の春琴抄だと分かった。
Ｙさん♀：文楽の人形に話を吸い取られていることに武が気が付いていない。
役者達は演技も存在感もない着せ替え人形。
Ｚさん♂：菅野美穂はうまくて、深田恭子は可愛い。
「阿弥陀堂だより」
Ａさん♀：小泉堯史監督の映画を作ってくれた。
四季がある日本に生まれて良かった。
Ｂさん♂：日帰りの小旅行に行った感じ。
Ｃさん♀：樋口可南子がバリバリ働いて成功しているので田舎で癒されてもいいかな。
Ｄさん♂：田舎が良くて都会が悪いというのが分からない。
小泉監督は脚本を勉強して欲しい。日本家屋がすごく良い。
（「たそがれ清兵衛」と比較しての発言が多かった。）
「ロ−ドオブパーティーション」
Ｅさん♂：演出・撮影・美術が素晴らしいが、殺伐とした映画なので好きでない。
Ｆさん♂：もっと殺伐としたラストの方がいい。（笑）
ロードムービーだったのでホッとした。
Ｇさん♀：殺伐とした終わり方でなかったので映画館を出てからも涙を流していた。
通りすがりの人の偶然の出会いで人生が変わる。
ポール・ニューマンが味のある役者をみせている。
Ｈさん♂：因果応報の話で米国の道徳の教科書。
Ｉさん♂：人がいいポール・ニューマンがヤクザをやっても怖くない。
Ｊさん♂：何が言いたいのか分からない。
Ｋさん♀：美しいジュード・ロウの殺し屋が目立って仕方がない。
私が指名手配してあげる。（笑）
Ｌさん♂：人を傷つけながらて自分も傷ついている。
教会では彼が殺した多くの魂の中に自分の家族も入ってしまったというのが分かる。
最後にテレビで映画解説をされているエッセイストの木村奈保子さんから楽しいお話を伺いました。