進行メモ 3月16日
「ピアニスト」
Ａさん♂：喩えようも説明も出来ないで何なのこれ。
ロマンチックでなくてこんな世界もあるんだな。
Ｂさん♂：後味の悪さというのは誉め言葉。
ノーマルかアブノーマルかは程度の問題。
青年ワルターのノーマルが時代錯誤で不愉快。
後で考えると滑稽なブラック・ユーモア。
Ｃさん♀：私ならブノワ・マジメルみたいないい男ならついていってしまう。それだけの映画。
彼がエリカ先生のどこを気に入ったのか判らない。
性に抑圧された愛することができない女性は特別な存在ではない。
「マルホランド・ドライブ」
Ｄさん♀：ほとんど判らなかったけれど、辻褄が合わなくてもいいや。
ヒロイン二人のローラ・エレナ・ハリングとナオミ・ワッツがいい。
Ｅさん♂：米TV局のABCがTVシリーズとして企画したが、
デイヴィッド・リンチ監督のパイロット版のエロチックさで放送できなくなって、
フランス映画界が製作費を出して追加撮影と再編集をした。
「アモーレス・ペロス」
Ｆさん♀：3話のオムニバスで複数の話が交錯していて、色々な犬が出てくる。
メキシコ映画は初めてだけど、俳優は顔が濃い。
「化粧師−KEWAISHI」
Ｇさん♂：TV局がお金出していないのでTVの匂いがしない。
Ｈさん♀：椎名桔平演じる小三馬が格好良かったけれど可哀想。
心に化粧することで自信を持たせる仕事をしている。
Ｉさん♀：小三馬がしていることは悪者みたいだけど凄く存在感がある。
Ｊさん♂：小三馬がいい意味で消えて周りの俳優が際立ってメリハリがある。
Ｋさん♂：自分ではどうしようもない職業の差別がある。
「助太地屋助六」
Ｌさん♂：それなりの映画。真田広之はとうが立っていた。
Ｍさん♂：用心棒の話を撮りたいだけの話。真田の脚の線が細くて若々しい。
「ソウル」
Ｎさん♂：長瀬智也は気合いが入っていた。
韓国のスタッフや俳優に揉まれて観客の方がはらはらする。
Ｏさん♂：話が滅茶苦茶だけど、チェ・ミンス演じる刑事部長との心の触れ合いとかが好き。
Ｐさん♂：無理に辻褄が合わせている。何だよという事件で話を引っ張っている。（笑）
Ｑさん♂：オーデションでは真っ先に落ちそうな通訳の女性はどうやって見付けたのか。
「感動的なシーンだろ」というところは「は？」と思う。
あんだけ殴られたら殴り返すものだ。
韓国では日本人をこのように観ているのかな。
「ＷＡＳＡＢＩ」
Ｒさん♂：広末涼子が頑張っているけど、日本人の描き方は相変わらず。
Ｓさん♂：広末はジャン・レノを翻弄させる女の子を上手に演じている。
広末の大河ドラマを今後も見ていきたい。
Ｔさん♂：広末が顎出して喋るのは我慢出来ない。
レノはマグナム撃っても当たりそうで格好いい。
（ここで仏語出来る人が周りにいるかの話に）
「地獄の黙示録（特別完全版）」
Ｕさん♀：自分が本当に戦争を体験しているみたい。
前作よりもカーツ大佐の弱さがより出ている。
Ｖさん♀：なんて凄い映画を創ったのだろう。
子供が自分で整理出来る年齢になったら観せたい。
Ｗさん♂：完全版観てもやはり訳分からないし、最後の意味も分からない。
Ａさん♂：すごくよく分かった。
（フランシス・フォード・コッポラ監督の講演を聞いたことなど前作の公開当時の話に）
Ｘさん♂：戦争を知らない人に戦争を教えてくれた。
「オーシャンズ１１」
Ｙさん♀：美男が一杯出てきてストーリーも面白いけど、あんな都合の良い機械はない。
Ｚさん♂：豪華な人が出てくるけどハデハデでない。
２回観ると脚本がぼろぼろなのが分かるけれど、映画のトリックでうまく逃げやがったな。
Ａさん♂：前作は最初に観客にトリックを説明して本番の時にうまくいくかハラハラさせたけれど、
今回はトリックが観客にも分からないし、ラストも違う。
Ｂさん♂：スティーブン・ソダーバーグ監督に弄って欲しい俳優ばかりで集めたものが勝ち。
11人もいてブツの取り合いで喧嘩しないのだろうか。
上映時間が短く感じられた。
Ｃさん♂：可愛らしくて爽快感が有った。
もうちょっと前の話で終わっても良かった。
お金が一杯あるラスベガスを舞台にお金に興味がない人達がこんなに集まっているのが素晴らしい。
（次は女性の発言で、に対して男性が手を上げて大笑）
Ｄさん♀：いい男が一杯で出てきてどれにしようかな、でなくて誰にしようかな。
ジュリア・ロバーツのイヤリングが素敵。