進行メモ 2月16日
「ラット・レース」
Ａさん♂：ギャグしかない映画だけど、年１回位はこんな映画を観たい。
ウーピー・ゴールドバーグとかよくこの映画に出たな。
「ヴィドック」
Ｂさん♂：ジェラール・ドパルデュー主演の猟奇殺人の犯人捜しのまあまあの出来。
「フロム・ヘル」
Ｃさん♀：犯人が逃げるときの音がすごく恐いけど面白い。
Ｄさん♂：切り裂きジャックをネタにした壮大な物語。
霧のロンドンのＣＧが効果的。
警部役のジョニー・デップが娼婦役のヘザー・グラハムに恋焦がれてながら最後は・・・
Ｅさん♀：デップだけを見ていた。
突っ込みが足りなくて物語の面白さがなかった。
グラハムはデップの相手役にはなれない。（笑）
「仄暗い水の底から」
Ｆさん♂：割と面白い。
子役の菅野莉央が実にうまくて黒木瞳がチャーミングで魅力的だけど、雨漏りの見せ方が不自然。
エンディングの音楽スガシカオ「青空」が合っていた。
Ｇさん♀：物語もあったしなかなか良かった。
恐いけど観たいシーンが何カ所かあって感動した。最後は可哀想。
「ハードブレイカー」
Ｈさん♂：シガニー・ウィーバーが出演しているのにつまらない。
配給会社も当てる努力していない。
「プリティ・プリンセス」
Ｉさん♂：ディズニーのG-rate(一般向け)映画。
19歳のアン・ハサウェイの女子高生役が合っている。
話が戯曲ピグマリオンでその舞台版の「My Fair Lady」でイライザを演じたジュリー・アンドリュースが祖母役なので
ゲーリー・マーシャル監督がMy Fair Ladyの大ファンで入れ込んでいるのがよく分かる。
ディズニーの劇映画が元気なので嬉しい。
制服がいい。（以降おじさんの発言続く）
Ｊさん♂：お子さま向けの話だけど中年観客のお目当てはアンドリュース。
ホイットニー・ヒューストンが製作(のみ)している。
Ｋさん♂：彼女に恋する男の子ロバート・シュワルツマンはタリア・シャイアの息子で
ニコラス・ケイジ、ソフィア・コッポラの従兄弟。
「プリティ・ウーマン」のホテル支配人役のヘクター・エリゾントがボディ・ガード役。
Ｌさん♂：アンドリュースの声が聴けて良かった。
「フォルテ」
Ｍさん♀：ウディ・アレンを下品にした映画。
Ｎさん♂：コミカルで気に入った。NYが綺麗。
ウォーレン・ベイティが自分の好みでダイアン・キートン、ゴールディ・ホーン、ナスターシャ・キンスキーを選んだな。
裸の背中の模様が楽器のようだから題名がフォルテ。
「シャンプー」(1975)の21世紀版みたい。
Ｏさん♀：私は好き。奏でてみたい。
「カンダハール」
Ｐさん♂：悲惨な状況だけど感動で涙くんでしまう。
他人の義足を奪うところで人間のサガが出ている。
Ｑさん♂：主人公のニルファー・パズイラは
実際にアフガニスタンからカナダに亡命した女性ジャーナリストで
アフガニスタンの友人からの手紙をモフセン・マフマルバフ監督に持っていって映画化を頼んだ。
これは彼女にとって自分のことなんだ。
映像がシュール。
女性の権利が剥奪されていて弁護したい心境が分かる。
Ｒさん♀：耐えられない映画。
男の人は自信がないから女性を閉じ込めるのかな。
女の人の衣装ブルカや手首の飾りが綺麗。
物語を追うより今こんな状況なんだなと認識した。
「ドクターＴ．と女たち」
Ｓさん♀：ロバート・アルトマン映画は面白くて期待を裏切らない。
リチャード・ギア演じる産婦人科医Dr.T.を取り巻く女達の異常に複雑な話。
女難だったけど最後はハッピーエンド。
Ｔさん♂：衣装が百貨店みたいに沢山でてきて豪華。
婦長役のシェリー・ロングは何度も出てくるのでもう出てこなくていいや。
Ｕさん♂：受付の混乱ぶりはアルトマンお得意。
恵れ過ぎて前向きに生きる意欲を失うヘスティア・コンプレックスという病気あったかよ。(笑)
凄いドラマがあるだろうけど100%描かれていない。
女を判っているようで本当は判っていない。
「息子の部屋」
Ｖさん♂：やたら泣いている映画。人間同士の交流が描けている。
地味な映画だけど前向き。
Ｗさん♂：ナンニ・モレッティ監督は いつのまにか巨匠になっている。
Ｘさん♂：息子の死を家族が克服する映画。
Ｙさん♂：淡々としている。観客は傍観者でどうしたらいいか判らない。(笑)
Ｚさん♂：ラストはあれで救われた。
Ａさん♂：息子の死以外の事件は起きない。
人が生や死で他人に影響を与えている。人が生きていることの重みを感じる。
落ちこんで死にたいと思う人は観て欲しい。
Ｂさん♂：フィクションだけどリアル。
Ｃさん♀：美味しそうに食卓を囲んでいる。
Ｄさん♂：哀しみは１人で解決するんだけれど他人に頼ることもある。